資源枯渇をストップ!?エコな新エネルギーに注目

新エネルギーイメージ -沖縄太陽光発電所のメガソーラーファーム1「登川発電所」-私達にとって身近なエネルギーといえば、石油です。車や電車などの乗り物、都市ガス、ヒーターやコンロ、またテレビや洋服の製造過程でも使われていたりします。日々の暮らしに欠かせない動力源、石油ですが、オイルショック以降、価格高騰に加え、数十年先、未来に向けての資源の枯渇も懸念されています。また最近では、環境汚染の原因となるとして、使用するリスクを問題視する声は大きいです。

 

そんななか、近年注目を集めているのが、新エネルギーです。新エネルギーとは、「非化石エネルギー(※)のうち、技術的に実用段階ではあるが、経済的な理由から普及が十分に進んでいなく、今後、利用促進を図るべきエネルギー源」と分類されるもののことを言います。日本では、平成9年4月に施行された「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネルギー法)」および「同施行令」において定義され、具体的な種類(下記の10種類・施行令第1条)も決まっています。
(※)非化石エネルギーとは、化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど)以外で得られるエネルギーのことをいう。化石燃料は、地球温暖化や酸性雨の原因とも言われる。

 

新エネルギー

  1. 新エネルギー太陽光発電所-沖縄太陽光発電所のメガソーラーファーム1「登川発電所」- バイオマスを原材料とする燃料製造 
  2.  バイオマス熱利用 
  3.  太陽熱利用 
  4.  河川水などを熱源とする温度差熱利用 
  5.  雪氷熱利用 
  6.  バイオマス発電 
  7.  地熱発電 
  8.  風力発電 
  9.  水力発電(出力1,000KW以下)
  10.  太陽光発電 

 

バイオマス、風力発電、地熱発電、太陽光発電などが新エネルギーと呼ばれるものです。弊社の運営する、民間初のメガソーラー施設「沖縄ソーラーファーム1登川発電所」太陽光発電であるため、新エネルギーに属します。一方で、実用化段階に達した、大規模な出力の水力発電やフラッシュ式の地熱発電は、経済性が成立するという理由から、また波力発電はまだ研究開発段階にあるという理由から、自然エネルギーであっても、新エネルギーには指定されていません。

 

これら新エネルギーは、石油などに代わる新しいエネルギー源として実用化が日々進み、今では太陽光発電のパネルを自宅の屋根に設置している家もちらほら見かけるようになりました。風力発電においては、自然豊かな広い場所で、風車のような白いプロペラがくるくるとまわっている風景を目にしたことがあるでしょう。私達の暮らしにも少しずつ導入され、普及し始めた新エネルギー。一体どんなメリットがあるのかというと、主に3つが考えられます。

  1. 環境にやさしいエネルギーであること。=エコ
  2. 石油などの非化石エネルギーの消費をおさえる。=枯渇することのないエネルギー
  3. 多種多様な利用の可能性がある?

このように、主に自然を利用したクリーンでエコな新エネルギー。今後ますます需要も高まり、研究開発も進んでいくことでしょう。今まで以上に一般企業や家庭に普及していくことで、環境問題の改善や、今後の社会の在り方もまた変わってくるかもしれません。



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