太陽光発電所メソーラーQ&A
太陽光発電所メソーラーQ&A

登川発電所について

「登川発電所」の規模を教えてください。

沖縄ソーラーファーム1「登川発電所」の規模は、敷地面積33,173,95㎡(10,035坪)。出力約2Mw(一般家庭の約500世帯分)、パネル枚数6,480枚です。年間の総発電量は約23万kw以上を想定しています。

 

また、年間のCo2削減量は約630t。これは200リットルのドラム缶に換算すると2,430本分、森林だと約190ヘクタール(東京ドーム約40個分)の森をつくることに匹敵します。

この数字からもわかるように、「登川発電所」の地球温暖化対策への貢献度はかなりのものです。

メガソーラーについて

ソーラーパネル(太陽電池)はどのような仕組みで発電しているのですか?

ソーラーパネルは半導体という素材でできています。太陽光にあたると半導体の原子は2つの層に分かれていて、上の層に「ー」が下の層に「+」が集まってきます。

乾電池と同じように「+」と「ー」の間には電圧が発生します。太陽の光が十分に降り注いで「+」と「ー」が十分に集まったところへ電線をつなぐと電気を取り出すことができます。

メガソーラー発電所はどこにでもつくれるのですか。

メガソーラー発電所建設のためにはいくつかの条件があります。

少なくとも「約4,000坪以上の敷地」であること、「近くに高圧電線が通っている」こと、「建設用地が平坦で南向きに障害物がない」こと、以上の3点がメガソーラー発電所建設の最低条件と言えます。

 

なぜ4,000坪以上の敷地が必要か。メガソーラー発電の場合1Mw(1,000kw)以上の発電が必要です。そのために、ソーラーパネルを約3,500枚(パネル1枚の発電量によって変わります)以上設置しなければなりません。

さらに発電した電力を電線を通して送る必要があります。メガソーラー発電の場合、発生する電力は高圧電流です。近くに高圧電線がない場合、高圧電線のある所まで自前で電線を引く必要が出てきて、コストがかさみます。

 

つぎに建設用地が平坦であることも重要です。デコボコした土地にソーラーパネルを設置する事は、発電のパフォーマンスや建設コストを考えると非効率的です。また、南向きに山や高い建物などの障害物があると、影ができて発電効率が極端に落ちてしまうのです。

メガソーラー発電が他の発電システムに比べて普及しているのはなぜですか?

メガソーラー発電所建設は、風力や波力発電などに比べて建設費が安くて済むことが普及率を押し仕上げている理由の一つです。また、他の発電システムに比べてメンテナンスが比較的容易です。

 

風力発電などは、いったん故障すると機材の調達や修理の期間がかなりの日数がかかり、修理のコストも膨大になります。

それに比べソーラー発電の場合、故障しているパネルを特定して取り替えるだけでほとんどの場合正常発電に戻ると言われています。「建設費が比較的安い、メンテナンスも他のシステムと比べて容易」この2点が普及している大きな理由です。


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