平成25年12月13日の沖縄タイムスに掲載頂きました
環境貢献事業を展開するエコルミエール(宜野湾市、仲村春善代表役員)が沖縄市登川に建設していた大規模太陽光発電施設「沖縄ソーラーファーム1・登川発電所」が完成し、12日。竣工式が開かれた。最大約2メガワットが出力可能で、13日から沖縄電力へ1キロワット当たり42円で売電する。1メガワット以上の発電能力をもつメガソーラーの稼動は、電力会社以外では県内で初めて。
九州で13基を稼働させている芝浦グループホールディングス(福岡県)の技術提供を受け、約3万3千平方メートルの敷地に6,480枚のソーラーパネルを設置。2メガワットは一般住宅約500軒分の電力を賄える。CO2削減量は660トンになるという。年間総発電量は240万キロワット、1億円超のバイデンを見込んでいる。
仲村代表役員は「環境を守ることをテーマに施設を完成できてうれしい。さらに建設を進めていきたい」と意欲を示した。今後、登川発電所を含め、同規模のメガソーラー10基の建設を目指している。
メガソーラーは去年始まった生成可能エネルギー固定価格買取制度を受け、県内でも建設する動きが広がっている。
沖縄電力によると、沖縄本島で300キロワット以上の大型太陽光発電の送電網への接続限界量57メガワットに対し、今月2日現在、50メガワットの申し込みがある。